満月の夜の息抜き

誰かに話す必要がないことたち。

練習は繰り返せないと意味がない

 

文章を書く練習

文章を書くときに大切にしていること
私は文章が下手なので、わかりやすい文章を書くのがとても大変。
だから、繰り返し書くことを課しています。
そのためにも楽に書ける方法を模索しています。 
  • 無理しないこと
  • 書き続けられるようなやり方をすること
パソコンで書く練習

最近は、

大量に文章を書くときはもっぱらパソコン。

書き直したり書き足したりするのが圧倒的に楽だし。

でも、パソコンで書くとき、

「横書き」「箇条書き」「数字付き」ぐらいしか見た目の整理ができないので不自由。

けれど、適当に書き散らかしたとき、シンプルなフォーマットだとあとから読み返したときにわかりやすいので、これが丁度いいのかもしれない。

文章を楽に書く方法

キーワードを「箇条書き」にする

そもそも文章を書くときに、いくつか入れたいキーワードがあるけど、

それが文章としてまとまっていない状態のことが多いです。

中村 禎さんの「最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法」という本

に書き方のヒントを見つけました。

タクシーについて書こうと思ったらこんな感じ、

タクシーについての箇条書きテクニック
  1. 不満(←対象に対して感じたこと)
    1. 道がわからない
    2. 臭い
    3. おしゃべり
    4. おつり
    5. タメ口
    6. 巨人ファン
  2. 仕事(←対象を使うとき)
    1. プレゼン
    2. 遅刻
    3. 眠る時間
    4. 残業帰宅
    5. 近道
    6. 裏道
  3. 女性・老人(←対象を使う人)
    1. ひとり暮らし
      1. ストーカー
    2. 病院
      1. 乗り降り
  4. 荷物(←対象を使うモノ)
    1. 買い物
      1. トランク汚い
      2. 荷降ろしを手伝ってくれる
    2. 旅行
      1. 空港
      2. 東京駅

何段階かになっているところがネタがありそうな箇所です。

ここを掘って考えます。

 

この「箇条書き」を書くために

対象に対して

  • こと
  • ひと
  • とき
  • もの

で、整理していきます。

中村さんはここからコピーを書いてしまうといいます。

たとえば、空港のポスターで

  • 「おかえりなさい。家に帰るまでが旅行です。◯◯交通タクシー」

とか、

  • 「うちのおばあちゃんには、おかかえ運転手がいる」

とか。

同じ手法を用いてもなかなか書けるもんじゃない。。。

書いた文章をチェックする時間

文章ができあがると、ついつい、『これいいよな』と思ってしまいます。

でもそこで終わると下手な文章になってしまう。

一度冷静になって、「翌朝ベッドで起きたときにスマホで読み返し」ます。

朝一で読み返すと、「なんだよこいつ、なんかもったいぶってうるさいやつ」とか「まわりくどいなあ」とか気が付きます。

自分の場合は、

  • よくよく考えて最後に出た文案がだいたいダメ

文章を書いているうちにだんだんと熱が入ってしまって平衡感覚を失ってしまっているんでしょうね。読む人のテンションを考えたら、冷静じゃない文章は伝わりません。

  • その前に書いておいた文案のほうが大体において良い

とくに、広告コピーを書くときに私はすぐに自慢話になりがち。

チェックの仕方

ここが実はすごく大事なんです。

その言葉を言っている主とそこに登場する相手の「両者の気持ち」が書かれているか

という方法です。

これも中村禎さんの本に「目ざまし時計」のコピーの例があります。

  • わざと遅れたんじゃないけど、そんなこと関係ないのよね、待たされた人には。(◯)
  • 昼まで寝てると、休日半分損した気分。(バツ

上は、待たせた人と待たされた人の両者が気持ちが書かれている。

けれど、下は、寝坊した自分のことしか書いてない。

だから、第三者が読んだときに共感しにくい。

読んだ人が、それ自業自得じゃんねぇ?ってことです。

良い文章を何度も繰り返して書くために

最後にまとめておきます。

パソコンを使った自分なりの文章練習法

  • 「こと、ひと、とき、もの」と「箇条書き」で、書くことを簡単に整理。
  • 書いた文章は、翌朝に必ず読む
  • その言葉を言っている主とそこに登場する相手の「両者の気持ち」が現れているかチェックする

気軽にどんどん書き溜めて、繰り返し練習。